司法書士試験 〜 知らないと損する資格

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司法書士試験

司法書士は法律の専門家として登記、供託、訴訟などに関する手続きを代行し、権利の保護を目的とする国家資格です。社会的なニースも高く、国家資格としては、有能な人材と認められています。難易度も新司法書士試験、公認会計士試験などとに並ぶ難関と言われるほどです。 司法書士の主な業務は、法務局に提出する不動産登記・商業登記の書類の作成と申請代理、限られた訴訟額では簡易裁判所で訴訟代理する業務、判断力が乏しい人の財産・権利を守る成年後見、身近な法律家として、相続・借金などの相談に応ずることなどです。 司法書士になるには、法務省が実施する司法試験に合格することです。試験は「筆記試験」と「口述試験」とに分かれて行われます。 筆記試験は、午前の部と午後の部とがあり、午前の部は、憲法、民法、商法、刑法の4科目からの出題となります。午後の部は、供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法、不動産登記法、商業登記法の7科目の出題です。 口述試験の試験科目の範囲は、筆記試験と同じです。筆記試験は7月、口述試験は10月、各都道府県で実施されています。 合格者は、法務大臣の認可を受け、事務所所在地の司法書士会に入会し、司法書士名簿への登録を行い、司法書士としての業務に就ける資格が得られます。しかし直ぐにも、独立することは難しいようです。独立するには、司法書士事務所に所属し、経験と実績を積み、信用性を高めてからとなります。独立すれば、かなりの高収入を得ることができる職種です。