公認会計士試験 〜 知らないと損する資格

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公認会計士試験

公認会計士試験は、公認会計士・監査審査会が毎年実施している試験で、公認会計士になるために必要な学識、応用能力を有しているか判定する試験です。 公認会計士になるためには、試験に合格するだけでなく、実務経験がなければなりません。 試験は、マークシート方式の短答式試験と記述式方式の論文試験とで構成されています。短答式試験に合格しないと、論文試験は受けられません。 短答式の合格水準は、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率となり70%を基準としています。1科目でも40%に満たないと不合格になります。論文式での合格するための得点比率は52% を基準として定められます。1科目でも40%に満たない科目があると不合格になります。2010年度の短答式合格者の比率は9.3%、論文式試験の合格比率は7.96%となっています。合格するのに必要な年数は、一般的に2年から4年かかるといわれています。受験資格に制限はなく、誰でも受験できます。 公認会計士試験に合格した後は、公認会計士や監査法人を補助する業務に2年以上従事することが要されます。 業務補助従事の期間の後は、業務補助の実務を行うために必要な関係・監査にに関する知識を習得するための講義を受けるため、実務補習所に通いなければなりません。この間、監査法人に就職しながらの学習となります。講義は単位制であり、必要な単位数を取得しなければ「修了考査」の試験を受験することはできません。 修了考査の試験は、実務補助の卒業試験としての意味をもちます。但し、全員が合格するのではなく、合格率は70%台ですので、時間を考えれば、大変きつい試験と言えるでしょう。修了考査に合格して、必要書類を所定の機関に登録申請して公認会計士の資格が得られます。