教員採用試験 〜 知らないと損する資格

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教員採用試験

教育に関する問題が近年、大きな社会問題化することがあり、教員の質の向上に関心が向けられ、採用する側も、優れた教師の確保が求められ、近年では人物本位に選考する傾向が顕著になってきています。 教員には、公立学校の教師と私立学校の教師あります。それぞれ教員になる方法は異なつています。 公立学校の教員採用試験は、正式には「教員採用候補者選考試験」です。あくまで候補者であり試験に合格したとしても、直ぐに教師に採用されることにはなりません。大学を卒業して教員の免許を得たとしても、教員採用試験に合格しないと、採用候補者に登録されません。教員免状は全国共通でありますが、教員採用試験は各都道府県でのみ有効と限られています。 試験は都道府県ごとに、それぞれ独自に行います。試験の内容も違っています。試験は、筆記試験、論作文試験、面接試験、実技試験、適性検査で行われるのが一般的です。一次試験は7月に行われ、教養試験・専門試験の筆記試験となります。二次試験で、面接試験、論作文試験、実技試験となります。受験資格の年令は、都道府県で差異があります。特別選考・免除制度などの措置もありますので確認する必要があります。 試験の結果で、成績の上位者から順位が決められて「教員候補者名簿」に登載され、教員の需要に応じて、採用が決定されます。候補者名簿の登載は1年間だけですので、その年度に採用されないと、翌年採用試験を再受験することになります。近年少子化と、地方自治体の財政緊縮の影響があり、教員になれる人数も減少し、教員希望者にとっても厳しい雇用情勢になっています。