新司法試験 〜 知らないと損する資格

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新司法試験

2006年より、司法試験法及び裁判所法の改正により、新司法試験が開始され、旧司法試験と並行して実施されていましたが、2011年からは旧司法試験は廃止され、全て新司法試験に移行されます。 新司法試験は、日本における法曹資格付与の試験であり、弁護士、検察官、裁判官になるには、新司法試験に合格しなければなりません。 新司法試験は司法制度改革として、法曹人口の増加と専門性化をはかることを目的とされました。専門職大学院となる法科大学院の設置、司法修習制度変更に伴い、司法試験の内容・方式が変更されて新司法試験への移行となりました。 新司法試験に合格した後は、最高裁判所によって司法修習生に採用されて司法修習を行うことが必要であり、最後に司法修習生考試に合格して法曹になることができます。 新司法試験を受験するには、法科大学院課程を修了しなければなりません。修了後、5年度内に、3回まで新司法試験を受験する資格があります。 試験は、短答式筆記試験と、論文式筆記試験で行われます。 短答式試験は、法曹になるために必要な専門的知識、法的な推論能力を判定する試験で、5月中旬に実施されます。合格水準は、各科目とも40%以上でかつ総合満点の65.7%の正解率で合否となります。 論文式試験は、必要な専門的知識、法的な分析、構成・論述の能力を判定する試験となります。短文式試験の合格者のみで、5月中旬の3日間行われます。 合格は短文式試験の成績と論文式試験の成績を総合評価して決定されます。