登録販売者試験 〜 知らないと損する資格

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登録販売者試験

薬事法の改正により、登録販売者試験が2008年度から新たに実施されるようになり、2009年から合格者が活躍している新しい資格です。登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売資格者であり、資格者がいないとその店舗では、一般用医薬品の販売はできません。まだ人材が不足していて、ニーズが高い資格となっています。一般用医薬品のうち登録販売者が販売できる第2類、第3類の医薬品の割合は9割を占めています。薬剤師と違うのは、処方箋に基づく薬の調剤をすることができず、第1類医薬品が販売できないという点で、薬剤師不足の補う人材としての仕事になります。 資格を有していることによって、小売業への就職・転職が有利になりますし、資格手当で所得アップともなります。自身も医薬品についての知識が深まってきます。 試験は年1回、各都道府県で実施されますが、試験実施日は異なります。試験内容は、医薬品に共通する特性と基本的な知識、人体の働きと医薬品、主な医薬品とその作用、薬事関係法規・制度、医薬品の適正使用・安全対策の5項目からの出題となり、120問の択一問題です。 受験資格は、学歴と、実務年数との関係によって違っていますので、各都道府県の担当部門で確認することが必要です。大学において薬学の正規の課程を修了した者、4年以上薬局又は店舗販売業、配置販売業において薬剤師の指導のもとで実務に従事した物などとなっています。 合格ラインは。総得点の70%以上が大体の目安となります。ただし1科目でも各都道府県が決める基準点を下回っていると不合格になります。