調理師免許試験 〜 知らないと損する資格

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調理師免許試験

調理師とは、調理師の名称を用いて、調理の業務に従事する者で、「調理師」の名称を用いるには、調理師法による各都道府県知事の免許を受けなければなりません。 調理師資格を取得するには、厚生労働大臣が指定する養成所で、昼間なら1年、夜間なら1年半以上の課程を学ぶことか、調理師免許試験に合格して取得する方法があります。調理師試験は各都道府県で実施され、複数都道府県での受験も可能です。 試験を受けるには、受験資格を満たす事が必要です。まず中学校を卒業していることが必要です。次に、実務経験が2年以上必要です。実務経験は、学校・病院・寮などの給食施設、飲食店、惣菜製造業、魚介類販売業と定められています。その他には条件がありません。したがって調理師になるには、実務経験をしながら勉強することになります。 試験は筆記試験のみで実技試験はありません。全問択一式で出題されます。試験科目は、衛生法規、食文化概論、栄養学、公衆衛生学、食品学、食品衛生学、調理理論の7科目です。 合格基準は、大体60%以上が目安ですかが、1科目でも平均点を大きく下回ると不合格になることもあります。 調理師試験は各都道府県の管轄となっているため、試験日が異なっていますので、事前に確認しておくことが必要です。 調理師の資格をとっても全てが調理できるのではなく、フグ料理にはふぐ調理師免許が、船舶などの食堂施設で働く場合は船舶調理師免許が必要となり、調理師免許と区別されています